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  書店マル秘業務日誌熱烈インタビュー 作家さん直筆メッセージPICKUP著者インタビュー書店員さんおすすめ本コラムコミックエッセイ!「本の妖精 夫久山徳三郎」

九月十四日(晴)

◎昨日は休みで仙台と松島に遊びに行ってきたのです。
 職場の皆に「うみねこに餌やった?」と聞かれるも、今、松島の遊覧船では、うみねこに餌をあげてはいけないのです。
 牛タンは美味しかったです。
 フランス行ったらパンが旨かったみたいな、まんまな感想。
◎カレンダーが売場で展開される。
 年末がヒタヒタと近づいて、時の流れの早さに薄らぼんやり恐怖を覚えるのでした。

九月十六日(曇)

◎一昨日設置したばかりの手帳が早速売れていく。
 よく考えなくても今年はあと三ヶ月半しかない。本当か。それは本当のことなのか。
 閉店後事務所で紅白歌合戦を見つつ、プチ忘年会をしたのは、昨日のことではないのか。
◎お客様のお問合せで「休暇村のガイドブック」を「休火山」と聞き間違えて、ちぐはぐな対応をしてしまい、大変申し訳なく思う。
◎新刊が多いが粒が揃っていて、品出しが楽しく感じられる。

九月十八日(曇)

◎お休みの担当者に代わって児童書の新刊出し。ヨシタケシンスケさんの新刊『ふまんがあります』が面白そう。
 確かに子どもの頃は自分の不満のポイント、何に対してモヤモヤしているのかが上手いこと伝えられなかった!
◎お客様のお問合せ。「猫がおばさんっていうか強烈な格好をしていて、飴とかお菓子が出てくるマンガっぽい本」、でも『きょうの猫村さん』ではない。
 ……??? 
 ふぁ、ふぁんたすてぃっく! わからない……!
 結局お客様がご家族の方に電話で確認してくださり、『ふしぎ駄菓子屋銭天堂』と判明。
 本当だ。表紙に猫がいて、ど派手なマダムがお菓子売ってる!

九月二十日(晴)

◎シルバーウィーク二日目。お客様で混み合う店内。ありがたや。
 レジで、赤ちゃんを抱っこしているお父様の本を、代わりに四歳くらいの男の子がしっかりした感じでご購入。
 もう立派な兄貴やで! 君はエライ子やで! なごむ。

九月二十二日(晴)

◎シルバーウィーク四日目。曜日感覚なくなる。

九月二十三日(晴)

◎秋分の日。連休も最終日。
 館のセールも最終日のせいか、激混み。
 店内で映画「ヒロイン失格」の予告編を流しているのです。
 日に日に坂口健太郎さんに魅かれていく自分。これが恋か。違うか。
 今度出るというフォトブックを買ってしまう予感。いや予約だ!

 

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