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  書店マル秘業務日誌熱烈インタビュー 作家さん直筆メッセージPICKUP著者インタビュー書店員さんおすすめ本コラムコミックエッセイ!「本の妖精 夫久山徳三郎」

四月七日(曇)

◎年に一度の本屋さん主催のお祭り、本屋大賞授賞式へ。大賞を受賞された上橋菜穂子さんのスピーチが、とても素晴らしく思わずウルッとくる。作品から感じられるとおりの丁寧で誠実な人なのだろうな。
◎米澤穂信先生からは嬉しいお言葉を頂き、辻村深月先生とお話しした際には感極まって号泣。書店員として参加しているのに、と反省した。
◎授賞式後の二次会にて和田竜さんとお話をする機会が!! 以前から注目していた骨格を絶賛したところ、なんとご本人自らズボンの裾をまくり、アキレス腱に触らせて頂いてしまった! なんて心の広いお方!! 作品共々、ますます好きになってしまった。

四月八日(曇)

◎昨日の余韻が冷めないままに、頂いた帯や拡材を店長に渡す。午前中から『鹿の王』がどんどん売れ、改めて本屋大賞の影響力を感じた。

四月九日(曇)

◎進撃、進撃、とにかく進撃祭り。ランナーズハイのようなテンションでとにかくコミック『進撃の巨人』を売りまくった。

四月十一日(晴)

◎オープン以来、四年半お世話になった店長が異動のため、最終出勤日。店長の作る棚がとても好きで憧れていたので、もう来週からこのお店で一緒に働けないことがまだ信じられない。
◎夜は、オープン当時の元スタッフや現スタッフで送別会。楽しくワイワイ飲んだけれど、やはり最後に「お疲れ様でした」を言おうとして、泣いてしまった。本当に本当にお世話になりました。

四月十六日(曇)

◎本屋大賞の授賞式がきっかけで、あり得ないような、でもとても嬉しい電話を版元さんから頂く。なんだろう、これは夢!?

四月十七日(晴)

◎「マガジン」「サンデー」「ヤンジャン」系新刊コミックが前倒しで発売。全国のコミック担当さんと「お疲れ様でした!」と言い合いたい。

四月十八日(晴)

◎昨日新刊が出たためかとんでもない忙しさ。ふいに常連さんの顔が見られなんだか安心する。
◎仕事が終わった後、お店の外でバッタリ常連さん夫妻と会って最近のオススメ本の話などしていたら思いの外、時間が経っていた。

四月二十日(曇)

◎「Domani」さんの「今月の本」というコーナーの選書のインタビューを受ける。初めてではないのに、いつも緊張してしまうのだけれど、さすがプロの方はとても聞き上手&話の広げ方上手なので、今回もなんとか話すことができた。文字でも言葉でも、日常のやりとりも本のことも、もっとうまく伝えられるようになりたい。

四月二十一日(晴)

◎先週の電話は夢じゃなかった! 来月、辻村深月先生がお店に来てくださることが決まる!! 生きてて良かった……。今度は感極まって泣かないようにしようと思う。

 

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