WEBきらら from book shop
  書店マル秘業務日誌熱烈インタビュー 作家さん直筆メッセージPICKUP著者インタビュー書店員さんおすすめ本コラムコミックエッセイ!「本の妖精 夫久山徳三郎」

三月十八日(晴)

◎今日は昼からの出勤。補充の荷物が多いので、棚入れに追われる。忙しいけれど、これだけの本が売れたと思うと嬉しくなる。棚入れと棚整理は同時進行で、帯を整えたり、スリップを戻したり。少しでも本がきれいに見えるように。

三月十九日(曇)

◎残り二冊と売り切れになりそうな本が、ようやく入荷。今後はもっと余裕を持って注文しなければと肝に銘じる。
◎「自分では選ばない本も読みたいから」といつもお薦めの本を聞いて下さる常連のお客様がご来店。絲山秋子さんの『妻の超然』を紹介する。気に入っていただけるといいな。

三月二十日(曇)

◎よくあるお問い合わせ。
「東野圭吾の文庫どこにまとまっていますか?」「すみません、文庫は出版社ごとに置いていて……」と、講談社文庫、文春文庫、光文社文庫、集英社文庫……次々にご案内すると、お客様もちょっと困っている。
 著者でまとめてほしいですよね、でも……心の中でいろいろ言い訳。

三月二十一日(晴)

◎今日はお休み。横浜へ出かける。できるだけ自分のお店で本を買おうと思うけれど、初めて行く書店ではいつも一冊は買ってしまう。同じ本でも、違うお店の違う棚で見ると、ちょっとよそよそしくてなんだか素敵に見える。その書店のブックカバーも楽しみ。

三月二十二日(晴)

◎日曜日はまず新聞の書評チェック。これは在庫がある!! これはない……と一喜一憂。朝から新聞の切り抜きをもってくるお客様がいらっしゃるとドキドキする。
 どうか在庫がありますように。

三月二十三日(曇)

◎集英社さんと新刊会議。金原ひとみさんの『持たざる者』が五月に発売になると知る。
『すばる』で読んですごく良かったので、これは売りたい、売れるはず! と思ってかなり多めに希望数を伝える。今から発売が楽しみ。

三月二十四日(晴)

◎『火花』の販促で又吉直樹さんがご来店。『火花』とっても素晴らしかった! でも、本の感想をご本人に上手く伝えるのは難しく、とても緊張してしまう。
 たくさんサイン本つくって下さって感激。お忙しい中、本当にありがとうございます!

三月二十五日(晴)

◎昨年の夏から開催していた「柴田元幸書店」が三月いっぱいで終了するので、今日が柴田元幸店長をお迎えしての最後のトークイベント。
 準備はいろいろ大変だったけれど、最後にたくさんのお客様に来ていただいて、本当によかった。
 このイベントをきっかけに、初めてうちのお店に来て下さったお客様もたくさんいるはず。
みなさまのまたのご来店を、心よりお待ちしております!

 

先頭へ戻る