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2010.12

「きらら12月号」愛読者はがきより
高校生の頃、20歳は大人だった。20歳になると、30歳は自立した女に見えて憧れた。30歳になると、優雅な40歳たちが羨ましく思えた。でもいざ自分がその歳になってみると、やっぱり迷ってばかりで悩みも尽きない。江國香織さんの「金平糖の降るところ」の佐和子やミカエラも幸せになるために足掻きつづけているんだなあと、ちょっぴり切なくなりました。

(東京都・40歳・女性)
インタビュー記事にあった、盛田隆二さんの『二人静』の中に、場面緘黙症の女の子が出てくるとあり、自分もそのような子供だったと気が付きました。その状態に名前があるとは知らなかったので、何となく怖い気もしますが、読みたくなりました
(神奈川県・24歳・女性)
嶽本野ばら先生の「オルタナティヴ・パンセ」は、毎回楽しみにしていた連載だったので、最終回はさみしいです。でも最後にたくさん本音を知る事ができ、やっぱり野ばら先生が好きだと再確認できて良かったです。必ず単行本買います。野ばら先生お疲れ様でした。
(北海道・35歳・女性)
最終回さびしいです、「オルタナティヴ・パンセ」……。嶽本野ばら先生とは『ミシン』で出会ったクチですが、嶽本先生の新しい一面を知れた面白い連載でした。ロリータでもオタクでも、一本スジが通っているので嶽本先生らしかったです。
(愛知県・37歳・女性)
瀧羽麻子さんの「左京区恋月橋渡ル」。たっくんと花ちゃんがうまくいっててうれしい。山根くんの恋の行方が気になるしうまくいくように願ってはいるけれど、やはりたっくんと花ちゃんが気になる。もっともっと登場させてください。

(岡山県・39歳・女性)
「WEBきらら12月」感想コーナーより
「『ん』もあるしりとりエッセイ」
……本上まなみさんが担当するFMラジオ番組を何度か聴いていたので、偶然手に取った「きらら」のエッセイが面白かったです。森見登美彦さんがゲストだったときももちろん聴いてました。家事をしながらラジオを、家事が終わったら「きらら」を、新しい楽しみが増えました。

2010/11/25(神奈川県・34歳・女性・ペンネーム/ラジオ派)
2010.11

「きらら11月号」愛読者はがきより
今月号、江國香織さんの「金平糖の降るところ」が読みごたえありました。佐和子の前に、達哉が現れた時は読んでるこっちも緊張してしまいました。田淵の対応も含めて、次回は見逃せませんね。

(大阪府・30歳・女性)
原田マハさんのインタビューを読んで、新刊の『本日は、お日柄もよく』を読んでみたくなりました。スピーチライターという仕事のことも知りませんでしたし、話下手な私にとってはすごく興味があります。伝説のスピーチライター久遠久美の話しぶりを読んでみたいです。
(奈良県・26歳・女性)
瀧羽麻子さんの「左京区恋月橋渡ル」に、「龍彦」と「花」という懐かしい名前が! 山根くんの今後もすごく気になりますが、「左京区七夕通東入ル」の花ちゃんとたっくんの登場も楽しみにしています。
(神奈川県・34歳・女性)
本上まなみさんの「『ん』もあるしりとりエッセイ」。前回の「サボテン」で、その「ん」が初めて登場して、どうなることかと思っていましたが、なるほどこう来ましたか! 毎回ほんわかした話題を楽しみにしてます。
(千葉県・38歳・女性)
初めて「きらら」を手に取りました。中でも「ロングインタビュー」に書かれていたことには驚いてしまい、思わず他の作家が書いた文章の文末をチェックしてしまいました。そういう工夫(テクニック?)もあるんですね。

(栃木県・20歳・女性)
「WEBきらら11月」感想コーナーより
「ロングインタビュー」
……私自身、小説はあまり書かないものの、時々翻訳をするので、「ロングインタビュー」は文章作りの参考になる。特に今回は文末を「た」で揃えることが話題になっていて、興味深く読んだ。過去の出来事を記すとき、文末をいつも「た」にしては単調だ。だが、たとえば文末を「た」ではなく「のである」にした場合、具体的にどのような違いが出てくるのか、佐藤正午さんは、そこに主観的なニュアンスが感じ取られ、読者への呼びかけが生まれるという。なるほど、と思った。単調さを避けるために当たり前のように文末を変えてしまうものの、そこで生まれる意味の違いをこれほど煮詰めて考えたことは無かった。ためになった。これを機会に、これから訳文を作るとき、文末表現の違いによって、どのようにニュアンスが変わるのかをじっくり考えてみたい。

2010/11/02(東京都・31歳・男性・ペンネーム/安藤麗)
2010.10

「きらら10月号」愛読者はがきより
瀧羽麻子さんの「左京区」シリーズの第2弾という「左京区恋月橋渡ル」がスタートして2回目ですが、前作の『左京区七夕通東入ル』の雰囲気を残しつつ、また違った物語に大変期待しています。主人公の山根が雨の中、彼女と出逢う。まだ名前も分からない女性が次号以降どのように山根と関わっていくのかが楽しみです。傘を貸したことから始まる恋なのか全く違った展開になるのか読めないところですが、瀧羽麻子さんの描く世界が好きです。

(宮城県・38歳・女性)
「左京区恋月橋渡ル」は、『左京区七夕通東入ル』に続き、読み終わってホッと心があたたかくなる物語。今号の山根君は、連鎖反応のようになんだかいろいろなことが少しずつズレている感じ。「大丈夫、そんな日もあるよ!」と山根君の肩をたたいてあげたい。
(東京都・40歳・女性)
野中柊さんの「彼女の存在、その破片」が毎号楽しみです。失踪した人ルリの過去は謎が多く、分からないところが多すぎて、読んでいて面白みがあって好きです。小説って本当に楽しいです。
(大阪府・25歳・女性)
本上まなみさんの「『ん』もあるしりとりエッセイ」が楽しい。読みやすくてついつい読みすすめてしまう。なるほど、そうなんだ、とうなずきながら、共感しながら。これからもどうぞよろしくお願いします。
(北海道・43歳・女性)
「ロングインタビュー」が本当に面白いです。佐藤正午さんとインタビュアのやりとりに毎回ハラハラさせられ、このインタビューこの先どうなるんだろうと心配したり、秘書の照屋さん登場に笑ったりで、もう目が離せません。もうひとつ。津田伸一のファンとして『5』の続編を熱望しています。お願いします、『続5』を出してください。

(東京都・60歳・女性)
「WEBきらら10月」感想コーナーより
「クッキン」
……毎月美味しく読んでいます。今までのパン、スープのどれもが美味しそうで楽しかったのですが、9月号の79ページで、解説されているオマール海老の中華料理が絶対に美味しいんだろうなあと、「僕」がうらやましくなりました。千和も読者が似顔絵を描いたら、皆が違う女の子を描くような多面的で複雑で可愛い女の子で、次にどのような行動をするのかが楽しみに読んでいます。

2010/09/01(大阪府・32歳・女性・ペンネーム/にー)
2010.9

「きらら9月号」愛読者はがきより
瀧羽麻子さんの「左京区恋月橋渡ル」が始まりましたね。今度は山根くんの恋話なのかな〜? 楽しみですね。花ちゃんとたっくんのその後もあるとうれしいなあ。二人がハッピーで続いているといいなあ〜♪

(岡山県・38歳・女性)
瀧羽麻子さんの「左京区恋月橋渡ル」がはじまりました。『左京区七夕通東入ル』は不安になったり、ドキドキしたり、心の中をいろいろ考える楽しい青春時代を思い出す小説でしたので、これからを楽しみにしてます。PickUPの『路地裏ビルヂング』は読んでみたくなりました。
(東京都・62歳・女性)
江國香織さんの「金平糖の降るところ」。毎月楽しみに読んでいます。地球の裏側ブエノスアイレスへ電話した達哉と、それをスペイン語ひとことで切ってしまう佐和子のやりとりが印象的でした。やっぱりもうふたりは“手遅れ”なのかな?
(福島県・32歳・女性)
米澤穂信さんと書店員さんの対談、面白かったです。新刊の『ふたりの距離の概算』読みたくなりました。米澤さんは『追想五断章』を読んでからマークしてる作家です!
(千葉県・27歳・女性)
今月号の「オルタナティヴ・パンセ」。嶽本野ばら先生の小説を読んでいるようで、いつものエッセイとは違う面白さがありました。「僕」というのが野ばら先生自身なのか、小説の中の「僕」なのか、ドキドキしながら読みました。
(神奈川県・26歳・女性)
「WEBきらら9月」感想コーナーより
「『ん』もあるしりとりエッセイ」
……自然体な雰囲気本のある、本上まなみさんのファンです。おでんくんの声も楽しかったです。景気は最悪なのに、なぜか物はあふれていて「捨てましょう」のブームです。よくわかるのですが、なかなか捨てられない私。本上さんも整理ができない、ということで、とってもうれしくなりました。人から見たら「いらんもん」でも、自分にとっては「無いと落ち着かないもん」なんですよね。今年の暑さは尋常じゃないです。山形の隣県、秋田も毎日熱風が吹き荒れています。ふつう、香取線香って夜だけ焚くものですが、今年は一日中焚いています。昼の蚊も、うっとうしいです。早く早く秋が来てほしいです。これからも、本上さんのエッセイ楽しみにしています。山形においでの時は、ぜひ秋田にも遊びにきてください。

2010/08/24(秋田県・34歳・女性・ペンネーム/りんごサイダー)
2010.8

「きらら8月号」愛読者はがきより
いろいろな作家さんの物語を読んでみて「なるほど〜、そういうこともあるんだ」と自分の知らない世界を見せてくれているようで楽しいです。中でも特に面白かったのは以前「きらら」に連載され、今月号の対談に出ていた大島真寿美さんの『ビターシュガー』。私も、市子さんのような温かい人がそばにいる空間にずっと浸っていたいなあと思いました。

(東京都・17歳・女性)
大島真寿美さんのインタビューが良かったです。『ほどけるとける』のかわいい装丁で、はじめて手にとったことを思い出しました。『ビターシュガー』の続きも「きらら」誌上で読める日がくるといいなーと思います。
(石川県・33歳・女性)
「オルタナティヴ・パンセ」で、先生からいろいろ言われていた学生時代の嶽本さん。まあ、かわいくない子供だったのだと思います。でも立派に自分を貫かれていま素晴らしい作品を私たちに届けてくれる、つっぱり通してバンザーイ!です。
(岩手県・42歳・女性)
嶽本野ばらさんのエッセイ、頭なぐられた感じでした。目立たないようにしていた私の学生時代とは正反対で…。読んでいて胸が締めつけられました。あの頃の私に読ませてあげたい。ラスト3行、大好きです。熱くなるよ。
(北海道・30歳・女性)
佐藤正午さんの「ロングインタビュー」。ちょうど話題になっている「ダンスホール」を別の小説誌で読んだところだったので、臨場感がありました。作家が作品を〈作ったあと〉に語るのはありがちですが、〈作ってる最中〉に語るのは、本作ならではの新鮮さだと思います。
(愛知県・22歳・男性)
「WEBきらら8月」感想コーナーより
「ルイジアナ大脱走」
……今月号が最終話でしたね。駒沢敏器さんの作品はいつも旅したことがない街を主人公といっしょに歩いているような感覚になって好きです。今回の作品ではさらにジャズの音色まで聴こえてきそうでした。低気圧の去ったニューオリンズの街やそこで玲子が出会った人々がみんな素敵に思え、実際にも行ってみたくなりました。

2010/07/26(大阪府・27歳・女性)
2010.7

「きらら7月号」愛読者はがきより
新連載の「『ん』もあるしりとりエッセイ」。書いているのはあの女優さんの!? と思いつつ読みましたが、文章のリズムや言葉づかいが独特で読みやすく、時折でてくる関西弁も何だかかわいかったです。この連載だけじゃなく、既刊のエッセイ集も読んでみたくなりました。
(東京都・24歳・女性)
「きらら」に連載されていた平山瑞穂さんの「理想の人」が単行本になったんですね! from BOOKSHOPSを読んで知りました。夏実がYUIをイメージしていた、とのことで すが、連載中に私も夏実と彼女をなんとなく重ねていました。平山さん、単行本でもう一度イッキ読みします。
(広島県・29歳・女性)
ベニー、やっぱり恰好いいです。「ルイジアナ大脱走」の前編で彼が登場したときから、マークしていた人物だったんで。この作品を読んでいいる間は、(嵐ですけど)静かなロードムービーを観ているような気分になれます。次回も楽しみです。
(大阪府・37歳・女性)
森見登美彦さんのインタビュー興味深かったです。新作がいままでの作品と違う感じと知って、ますます興味がわきました。私にとって著者インタビューは、本選びにすごく役立ってます。
(兵庫県・27歳・女性)
樋口直哉さんの「クッキン」。マダムの「素材を選ぶことによって料理が決まり、創作が完成するのですから」という言葉に、なるほど! と思いました。料理人だけではなく私みたいな冷凍食品に頼りがちな主婦にもひじょうに耳の痛い言葉です。
(栃木県・33歳・女性)
「WEBきらら7月」感想コーナーより
「『ん』もあるしりとりエッセイ」
……本上まなみさんによる新連載が始まった。どんぐり、まつぼっくり、外国の土産……と、次々に連想が繋がっていく文体に、ある種、しりとりのような雰囲気を感じた。家の中の捨てられない豊かな小物たちが、そのまま筆者の豊かな発想力と繋がって、エッセイが紡ぎ出されている。すると、この捨てられなかったものたちは、このエッセイの主人公であり、捨てられずにとっておかれてよかったということになる。色々なものがごっちゃになっていることは、ものを書く上で、時として大事なのかもしれない。そこに重要な物語のタネがあるのかもしれない。次は、どんなエッセイの芽が出てくることだろう。

2010/07/04(東京都・30歳・男性・ペンネーム/安藤麗)
2010.6

「きらら6月号」愛読者はがきより
新連載、駒沢敏器さんの「ルイジアナ大脱走」が楽しみです。玲子といっしょに嵐のなかをタクシーで飛ばしているような感覚になりました。車の運転を勝って出たベニーもなんだか恰好いいですね。書店めぐりの先には何があるのでしょう。本のストレスを本で解消するという言葉も印象的でした。
(北海道・41歳・女性)
大好きな駒沢敏器さんの連載がはじまって嬉しいです。「ルイジアナ大脱走」っていうタイトルが映画みたいでワクワクしました。行ったことない街を旅するような物語を次号も楽しみにしています。
(東京都・36歳・女性)
黒野伸一さんのインタビュー、よかったです。文庫で『万寿子さんの庭』を読みましたが、万寿子さんの強烈なキャラクターが印象的でした。黒野さんのお顔も写真で初めて見ました。
(茨城県・33歳・女性)
思わず近所のパン屋へ行って、カンパーニュとベーグルを買ってきました。樋口直哉さんの「クッキン」を読んでです。この小説はダイエットの敵です(笑)。
(京都府・21歳・女性)
今まで興味のなかった人の作品も「きらら」で読み進めていくうちにどんどんひきこまれハマってます。作家さんだけでなく画家さん(イラスト)も多く紹介され、得した気分です。
(神奈川県・35歳・女性)
「WEBきらら6月」感想コーナーより
「ロングインタビュー」
……東根ユミ様:どうかくじけず最後は前代未聞の伝説のインタビューに仕上がると信じて頑張ってください。我々も頑張って読みます。サブタイトルに、上手な人のけなし方、とつけてもよさそうに思いますが、それでも東根さんのガッツのお陰で我々は先生の、小説を書く態度、を読み聞くことができています。ありがたいです。読者としては本当はのんきな質問と片付けられたようなことから知りたいです。書く人と書かない人の違いからしてわかりません。しかしこれはきっと伝説になるインタビューですから。その根拠は先生の小説は面白いから、のひとつだけですけど。そうでないことにはとてもじゃないが読んどられん。美味しいものたくさん食べてよく寝て、どうかこれからも頑張ってください!

2010/05/27(長崎県・40歳・女性・ペンネーム/トミー)
2010.5

「きらら5月号」愛読者はがきより
樋口直哉さんの「クッキン」。“みんな自分たちとは違う人を本心ではここから追い出したいと思っている”“僕らはときどき、目に見えないものの存在を忘れそうになる”あぁ、本当そうだ!って、少しドキリとするフレーズが出てきました。次回を楽しみにしています。
(千葉県・31歳・女性)
「クッキン」の不思議な空気が好きです。「僕」も「マダム」も「キサキ」も、そしてマダムの孫娘の「彼女」も、皆それぞれに切ない過去を持っているような気がします。味は記憶と密接に結びついていて、料理を語る「僕」の言葉に、一緒になって切なくなったり、楽しくなったり、懐かしくなったりしてしまいます。食べることと癒される感覚は似ているのかなと思いました。「僕」を食材に喩えるなら、なんとなくアーティチョークなイメージです。
(東京都・40歳・女性)
今回初めて手にしました。あらすじを読みながら、もっと早くに知っていたら……と思いました。読みきりの加減もよく、来月号も楽しみにしています。やはりいろいろな作風が読めるのが良いです。
(北海道・34歳 ・女性)
今月の「オルタナティヴ・パンセ」、まるまる言い訳で出来ていて、何だか愛おしくなりました。嶽本野ばらさんのハードボイルドな部分が、「萌え」とか「電子音楽」を許せない。でも興味を持ってしまったから仕方ない……。通常より3割増しうたぐりながらも、機材一式揃えて作曲しようとするあたりが素晴らしいです。
(愛知県・22歳・男性)
「クッキン」。天狗の話を読んで、天狗って私のことだと思った。学校でも職場でも、自分は独りなんだっていう思いにとらわれることが多くて、ずっと一生このままなのかなと不安になります。でも「僕」の言葉に救われました。それに壁を作っていたのは私の方だったかも?嫌いな上司の奥さんがパン作りにハマっていると聞いて、「ケッ」と思っていたが、イーストが砂糖を食べパンが出切るなんて知らなかったし知ろうともしなかった。見聞を広めて、人の輪に加わるのもいいかも、なんて。
(大阪府・25歳・女性)
「WEBきらら5月」感想コーナーより
「from BOOK SHOPS」
……栗田有起さんのインタビュー、とてもよかったです。今まで書かれた幻想的なお話も大好きですが、今回は恋愛小説ということで読むのがとても楽しみです。「蟋蟀」も読み返したくなりました。
2010/05/13(石川県・33歳・女性)
2010.4

「きらら4月号」愛読者はがきより
野中柊さんの「彼女の存在、その破片」は、秘密を打ち明けられるような人に宛てて書いているようで、文章が生々しく、心に直接手を置かれている印象で、ぐいぐいと引っぱられました。心がのみこまれました。
(静岡県・38歳・女性)
三崎亜記さんのインタビューを読んで『コロヨシ!!』読みたくなりました。お掃除が競技になっているというところも惹かれましたが、「私たちが暮らしている自由だけど不自由な日常を投影させていますね」というところも注目してしまいました。ぜひ読んでみたいと思います。
(京都府・35歳・女性)
唯野未歩子さんの「誕生日」に書かれていた、「恋人が、ほかの異性と抱きあうところを想像する」場面にドキリとしました。ふたりが繰り広げる、誰もセックスしなかった夜の話も面白かったです。郁くんとラヴ&ピースになってほしいです。
(岡山県・23歳 ・女性)
本多孝好さんのファンです。作品もほとんど読んでます。「イエスタデイズ」の映像化も本当に嬉しかったです。インタビューを読んでいて、『WILL』の続編のことが少し語られていたので、(半分冗談なのかもしれませんが)すごく楽しみにしてます。
(神奈川県・25歳・女性)
樋口直哉さんの「クッキン」。たくさんの食材が出てきて興味津々です。料理をあまりしない私がまったく知らないものもあって、これって何? と勉強してる気分もあります。
(埼玉県・27歳・女性)
「WEBきらら4月」感想コーナーより
「ロングインタビュー」
……小説家の頭の中を覗いているようで面白い。余談として語られた「表現との一期一会シンドローム」には笑ってしまった。表現を削るかそのまま残すか、小説家は日々模索しているということが、肩肘張らずにユーモアをまじえて語られている。異色の連載だがずっと続けてほしい。

2010/04/03(茨城県・40歳・男性)
2010.3

「きらら3月号」愛読者はがきより
野中柊さんの「彼女の存在、その破片」、つづきが気になります! ノブとルリとカナ、三人の関係はちょっと不思議なんだけど、何だかわかるような気がします。80年代というのも魅力的です。どうしてルリがノブを「殺した」のか、兄を殺されたのにどうしてカナはこんなにあっけらかんと話しているのか、早く知りたいです。
(栃木県・38歳・女性)
野中柊さんの新連載楽しみです。『シュガー&スパイス』も読みました。「彼女の存在、その破片」は衝撃的な書き出しと、お話しを聞かされてような感じで一気にひきこまれました。つづきが早く読みたいです。
(岐阜県・30歳・女性)
樋口直哉さんの新連載「クッキン」。マダムとの三つの約束とスープだけ作る、というのが印象に残りました。それから、いろいろな食材や簡単なレシピみたいなものも書かれていて、読んでいるうちに久しぶりに料理をつくりたくなりました。
(兵庫県・29歳 ・女性)
中学生のころケータイ小説をよく読んでましたが、本屋で見つけたこういう小説の雑誌で、小説を初めて読みました。連載1回目の小説があって良かったです。「クッキン」を読んで少しお腹が減ってきました。次号も読みたいです。
(東京都・18歳・女性)
万城目学さんのインタビュー読みました。映画になった『鴨川ホルモー』も読んだことがなく、名前だけ知っている作家さんだったのですが、このインタビューを読んで『かのこちゃんとマドレーヌ夫人』を読んでみたいと思いました。次に読む本がみつかりました。「きらら」ありがとう!
(京都府・25歳・女性)
「WEBきらら3月」感想コーナーより
「クッキン」
……料理を題材にした小説が好きなので、新連載の「クッキン」、とても楽しく読みました。とりあえずココアが飲みたくなりました。今後の展開も期待しています。

2010/03/10(石川県・33歳・女性)
2010.2

「きらら2月号」愛読者はがきより
毎号楽しみにしていた大島真寿美さんの「ビターシュガー」が今号で連載終了となってしまいました。年齢や性別、立場は違っても、自分なりの幸せを掴もうと足掻く登場人物達が、どこか滑稽で、でも頼もしい。皆のシェルター、市子さんがどうか幸せになれますように!
(東京都・39歳・女性)
「ビターシュガー」最終回まで楽しませていただきました。登場人物の中で、最もうらやましいなと思ったのは市子。美月ちゃん曰く「変」だけど、三宅ちゃん曰く「ぼーっとしてる」けど、自然体でふわふわと夢の中にいる雰囲気なので。お話は終わりましたが、これからもゆるゆる市子さんでいてほしいです。
(宮城県・42歳・女性)
「ビターシュガー」が終わってしまいました。人生に誤差は付きもの、でも友達という避難場所があれば、いつでも修正できる、というあたりに「そう、そうなのよ!!」と最終回を楽しく読みました。
(東京都・61歳・女性)
「オルタナティヴ・パンセ」。嶽本野ばらさんと「萌え」なんて!!予想してなかった展開です。ロリータと萌えは、水と油かと思ってましたが、存外に「萌え」の深いところまで言及されていて、嶽本さんの「消化力」にうなりました。
(愛知県・22歳・男性)
平山瑞穂さんの「理想の人」。連載を楽しみにしていましたが、今月の最終回はとにかくびっくりしました。まさか雄輝があんな選択をするなんて、思ってもみませんでした。そして読後、すごく切なくなりました。スポットライトを浴びる夏実と、あまりに対照的に思えて、雄輝の行く末が心配になりました。
(兵庫県・34歳 ・女性)
「WEBきらら2月」感想コーナーより
「理想の人」
……最終回でしたが、こういう結末が用意されていたか!とすごい余韻が残りました。そして、このあとのことが、すごく気になりました。あの「エディター」はいったいどこへ行ってしまったのか?また誰かの手に渡ることがあるのか?雄輝はそれからどうなってしまうのか?……などなど。単行本で、もう一度はじめから読み直したい作品です。楽しみにしてます。

2010/01/22(大阪府・32歳・女性・ペンネーム/ゆか)
2010.1

「きらら1月号」愛読者はがきより
本号で初めて書店で手にしました。表紙のイラストが何とも言えない印象的なものでしたので思わず手に取った次第です。正直、小説を読み入るほど詳しくはない私ですが、江國香織さんが好きですね。以前、TV番組に出演されていたのを見たのがきっかけですが、私のようにTV等で小説家を知る人も多いと思うので、メディアで話題となった作品等も記載していただけると嬉しいですね。
(東京都・28歳・女性)
江國香織さんの小説に出てくる食事って、いつもマネしたくなってしまいます。昨夜もさっそく「スクランブルエッグと赤ワイン」をやってしまいました。
(兵庫県・40歳・女性)
「金平糖の降るところ」…佐和子が切ない。足掻くことを諦めてしまったような佐和子の決断が気になる。常に敵対しながらも、互いの理解者である姉妹の微妙な関係は、姉(または妹)を持つ女性なら覚えがあるはず。
(東京都・39歳・女性)
唯野未歩子さんの「誕生日」。21歳の誕生日をむかえる主人公の三択の選択肢がその時どきの場面でどれを選んだらどう物語が進むのかを想像しながら読み進め楽しかったです。残り2つを選択したらどうなるのか想像してみたり、全く別の展開になるのもまた新鮮で、「人生はだいたい三択だ」という一文から始った今回がいちばん興味深かったです。最後は三択の余地がなく一緒に居たいと思った主人公の気持ちが印象的でした。
(宮城県・37歳・女性)
嶽本野ばらさんの「オルタナティヴ・パンセ」を毎号楽しみにしていますが、今回はシャーリーテンプルを語ってくださっていて、すごくすごくおもしろかったです! 嶽本氏の言葉には愛がいっぱい詰まっていて、オシャレにも手を抜いちゃいけない、いつも“カワイイアンテナ”を広げなくちゃ! とオトメ心に火をつけて下さるのです。
(北海道・34歳 ・女性)
「WEBきらら1月」感想コーナーより
「理想の人」
……雄輝と外間の直接対決をドキドキしながら読みました。で、またいいところで終わってしまって次号が待ち遠しいです。雄輝が言った「最終手段」てなんなんでしょう。「理想の人」を作るエディターなんかがあるせいで、雄輝も夏実も麻子も、みんながみんな振り回されている感じがしていたたまれないのですが、でも先が読みたくなってしまいます。とにかく次号を楽しみにしています。

2010/01/03(高知県・21歳・女性・ペンネーム/みーな)
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