「from BOOK SHOPS」の栗田有起さんのインタビューが良かったです。作品の現実離れした世界と、意外と堅実な主人公のかもし出す雰囲気が、なんともミスマッチで面白いです。「きらら」でも栗田さんの小説が読めるとうれしいです。森見登美彦さんのインタビューも希望します。それにしても今月のメール小説大賞は面白かったです。
藤谷治さんの「またたび峠」は今まであまり読もうと思わなかったジャンルの小説です。でも1回の連載が短いので、気負わずに読み始めました。続きが楽しみです。1ヶ月おあずけですね……。あまり読もうと思わなかったジャンルに出会えるのが、雑誌の良いところです。「from BOOK SHOPS」では新しい本ばかりでなく、図書館でも借りられるような本もおススメして欲しいです(本屋さんにとってはありがたくないでしょうが)。
6月号から石田衣良さんの新連載ですね。ネット心中は日本の「いま」ですからね。蝕む空虚みたいな……。続きが気になります。from BOOK SHOPSで穂村弘さんの著書が紹介されていたのが嬉しかったです。小普連コラムはいつもチェックして読みたい本を見つけます。インタビューに出ていた辻村深月さんの本は読んだことがないので、まずは新作から拝読したいと思います。