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2006.12

「きらら12月号」愛読者はがきより
石田衣良さん「親指の恋人」は、内容はもちろん毎号イラストも楽しみにしています。今月号の指のイラストカットもすてきです。吉田篤弘さん「圏外へ」が、今一番楽しみです。『78』も買って読もうと思っています。
(京都府・37歳・女性)
「またたび峠」面白いです。「戦場のガールズライフ」は楽しみにしていたので突然の連載終了をとても残念に思います。単行本になるのはたのしみですが、『きらら』できちんと最後まで読みたかったです。事情はあるのでしょうが…。「圏外へ」は正直、まだよく分からないです。連載よりもある程度まとめて読まないと作品の世界に入り込めないかな…と。個人的にですが。「あの日、父は本当に釣りに行ったのか?」は小説の文字数以上に、行間に見えない物語を感じて色々と考えました。短いながら記憶に残る小説でした。面白かった。小説ではないのですが「ノーブルさん」が相変わらずシュールでユカイ。
(東京都・36歳・女性)
小説そのものも楽しみにしているのですが、本屋さんのおすすめ本コーナーを読むのがとっても楽しいです。中村航さんが大好きなので、いつか特集をしていただきたいです!!
(兵庫県・29歳・女性)
吉川トリコさんのインタビューが良かった。連載されていた「戦場のガールズライフ」を読んでいて、この作家にとても興味がわいたので、ナイスタイミングだった。ガールズライフのつづきも気になるので、単行本を楽しみにしていますよッ!
(静岡県・24歳・女性)
いつもほんわかな気持ちになるノーブルさんが大好きです。「ボイジャーに伝えて」を読むと、自分まで別の世界をのぞいた気分になってしまって読み終わったあともボーッとしてしまいます。
(東京都・23歳・女性)
「WEBきらら12月」感想コーナーより
「ラブかストーリー」松久淳+田中渉
……「ラブかストーリー」は今私が最も連載を楽しみにしている作品です。主人公の妄想高校生達也の言動は非常に面白おかしいものの、未来にメールを送ったり、話しかけたりするのに非常に悩んでいる姿を読むにつれ、「頑張れ!」と応援したくなってしまいます。達也って変だなあと客観的に見つつも、どこか自分とシンクロしてしまう部分があるからこそ、応援したくなってしまうのかもしれません。しかし、そんな読者にも冷静さを促すかのように地の文でのツッコミが随所に挟まれていて、達也とシンクロして妄想する読者に注意を呼びかけているようにも感じられます。達也と未来の関係がこの後どうなっていくのか、個人的には幸せに結ばれて欲しいと思いますが、いずれにしても連載を楽しみにしています。
2006/11/21(東京都・27歳・男性・ペンネーム/安藤麗)
2006.11

「きらら11月号」愛読者はがきより
吉田篤弘さんの連載がまた始まってうれしいです。『それからはスープのことばかり考えて暮らした』は、とても気に入りました。『それからは〜』のオーリィ君もそうですが、登場人物の名付け方が素敵だなと思いました。音ちゃんにツブラダ君、ツギハギとか。来月号も楽しみにしています。
(石川県・29歳・女性)
毎月、次のストーリーが気になり楽しみに待ってます。「きらら」は絵もかわいいものやキレイなデザインが多いので気になります。「きらら」を読むと、好きな作家さんがどんどん増えていきます。
(東京都・23歳・女性)
「またたび峠」の猫・鮒丸が出てこないのがさびしい。作者の猫を見る観察眼というか表現が好き。何度声を出して笑ってしまったかわからない。
(神奈川県・67歳・女性)
「携帯メール小説」の単行本で「きらら」を知りました。佐藤正午さんの作品のつづき(?)が読めて、嬉しかったです。でも西主任が別居しちゃうなんて、いったいこれからどうなっちゃうの〜な気分でした。盛田隆二さんの作品も、読み終わってからじわ〜っと広がるものが毎回あります。読みやすい雑誌で定期購読して良かったと思います。
(福島県・26歳・女性)
石田衣良さんの「親指の恋人」を読んで勝手に盛り上がっています。澄雄とジュリアの恋の進み方にドキドキしてしまいます。ふたりのメールのやりとりが、すごく身近に感じます。
(香川県・19歳・女性)
「WEBきらら11月」感想コーナーより
「正夢」 佐藤正午
……この字数での作品はどんなものだろうと興味を持って読んでみました。その初めの出会いがこの作品だったのですが、タイトル・話共に好きです。私は学生の身なのでこういう会社員や妻帯者の事はわかりませんが、それでもメモという身近なアイテムが私をお話の中に引っ張り込んでくれました。きっと主人公と同じ様に、夢を思い出して高揚感を得たと思います。これからどうなるのか、読後もワクワク致しました。
2006/10/20(神奈川県・19歳・女性・ペンネーム/鳥子)
「きらら編集ブログ」
……先日NHKの「プロフェッショナル」という番組で「編集者」の仕事を紹介していました。具体的な仕事の内容を知って、大変そうだなーと思いました。でもなぜか、うらやましいような気がしました。本が出来上がったときの感動が伝わってきて、涙がでそうになりました。ベストセラーの小説、あまり読まれなかった小説、どんな本にも作家の先生と同じ位、編集者さんの気持ちがこもっているのだと思いました。これからも編集者さん視点での、本の話を楽しみにしています。私は装丁に興味があるので、装丁の話題も読みたいです。
2006/10/20(秋田県・28歳・女性・ペンネーム/しめきり)
2006.10

「きらら10月号」愛読者はがきより
始めから順に読もうか、続きの気になるのをまず読もうか、と毎月楽しみに待っています。でも「ラブかストーリー」は読みながら声を出して笑ってしまうといけませんので、電車の中では読まないように、ウチに帰るまでとっておきます。
(岐阜県・?歳・女性)
石田衣良さんの大・大ファンで、いつも「きらら」を楽しみにしています。今日は、今まで認識していなかった藤谷治さんの面白さに開眼しました!こういう出会いがうれしくて毎号わくわく読んでいます今号はきらら通信の「読む楽しさ」も大共感!で感動してしまいました。盛田隆二さんの「真夏の出来事」もよかったし、10月号はいつにも増して素晴らしかったです。
(京都府・37歳・女性)
まず最初に、装丁がおしゃれで、中身もスマートな新しいtypeの文芸誌だな、と思いました。携帯メール小説募集ってのも新鮮な試みだし、今時はやりの風潮だ、と思いました。気負わず読めるおトクな雑誌ですね。作家陣も豪華デス。
(富山県・18歳・女性)
「戦場のガールズライフ」Episode2……イマドキの女の子の生活感をリアリティーたっぷりに描いていて、とても読みやすく、秀逸だと思う。文章に速度があり、11ページの中で忙しく笑っちゃったりどきどきしたりため息をついたりしてしまった。ファッションの描写もとても上手いと思う。最後の4行が、ぴかっと輝いていて好き。希望的だ。
(大阪府・16歳・女性)
「モップガール」。投げ銭に笑いました。『インディゴの夜』ほどではありませんが個性的ですね。「親指の恋人」。挿絵も素敵です。まだ二人が自殺に至るまでがわからないので先が気になります。「ラブかストーリー」。松久&田中というコンビの作品は読んだことがないのですが、とても読みやすいですね。『天国の本屋』も読んでみようと思います。
(千葉県・18歳・女性)
「WEBきらら10月」感想コーナーより
「またたび峠」
……この作品は、藤谷治さんの芸が光ってます。何だかすごく余裕をもって、作者からお話を聞いている気分になります。江戸時代(?)の話なのに、いきなりピグミーマーモセットとかいう言葉が出てきたり、そんな遊び心が、藤谷さん自身もすごく楽しんで小説を書かれているような気がして、読んでるこっちも楽しくなってきます。
2006/10/10(神奈川県・35歳・女性・ペンネーム/あや)
2006.09

「きらら9月号」愛読者はがきより
「モップガール」たいへん気に入りました。初めて手にしたのがこの9月号なので、続きも、前回分も読まなくちゃ、ともう単行本化を期待しています。行間のモップの絵もかわいらしくて好きです。「ラブかストーリー」おもしろい!! こちらも好きです。
(愛知県・?歳・女性)
「またたび峠」がよかったです。私は、自分ではけっこう本を読むほうだと思いますが、多分「きらら」に連載されていなければ、読まないジャンルだと思う。第1回の〜ただ空しく生まれて空しく死ぬ。これが仏教の要諦じゃ〜というところが妙に心に残っています。
(岡山県・35歳・女性)
「モップガール」は今連載中の小説の中で一番気になってます。桃子に映像が見えるのはサイコメタリー? この能力が生かされるのかどうか……。新連載「戦場のガールズライフ」女子ってどうしてもグループを作ってしまいますよね。一人になりたくないから上辺だけのグループも作るしかないです。この四人もそんな感じだし、友情とか生まれるのか気になります。
(千葉県・18歳・女性)
『幸福ロケット』を読んで以来、注目していた山本幸久さんがインタビューに登場されたので嬉しかったです。山本さんの、本に対する、小説に対する深い愛情みたいなものが伝わってきました。直筆メッセージも良かったです。ぜひ「きらら」で連載を!
(東京都・24歳・女性)
新連載の「戦場のガールズライフ」楽しく読みました。珠子の家に集結する希奈子、美深、由美のキャラが強烈です。私の周りにもそれぞれ思い当たるキャラの友人がいるから余計に面白い。珠子はこれから「主人公」になれるのでしょうか? つづきを注目しています。
(青森県・21歳・女性)
「WEBきらら9月」感想コーナーより
「携帯メール小説」
……単行本「携帯メール小説」の発売おめでとうございます。とりあえずこちらへその感想を。 まずはシンプルな装丁、とってもいいですね! ブルーの帯も爽やかですし、表紙がメルアドになっているところも、さすがという感じです。「鈴本ユカさんの小さな幸せ」は月間賞の中でも好きな作品です。文学でありながら理数系を思わせる、心地いい読後感の作品です。「どこにもない世界」も、やわらかく流れるような心をさらわれるような文章が素敵です。峰川幸思さんの作品も印象深いです。文字を追うだけで目の前にその世界が広がり、気付くとその中に自分がいるような感覚になってしまう作品は大好きです。
2006/9/2(埼玉県・41歳・女性・ペンネーム/T.M)
2006.08

「きらら8月号」愛読者はがきより
「from BOOK SHOPS」の栗田有起さんのインタビューが良かったです。作品の現実離れした世界と、意外と堅実な主人公のかもし出す雰囲気が、なんともミスマッチで面白いです。「きらら」でも栗田さんの小説が読めるとうれしいです。森見登美彦さんのインタビューも希望します。それにしても今月のメール小説大賞は面白かったです。
(石川県・29歳・女性)
新連載が2作品。加藤実秋さんの『インディゴの夜』は夜の世界が舞台だったし、人が殺されたりしたので、今回の「モップガール」の冒頭を読んで、ほのぼのとしたものを想像しましたが……。個人的には血がドバーでも大丈夫です。最後のあたりでもしかしたら桃子の隠れた能力かも? と思いました。ああ、つづきが気になります。
(岡山県・35歳・女性)
福嶋舞さんの「ごきげんよう、ノーブルさん」……なんだかシュールでいいですね。いろいろと想像してしまいます。いままで手のでなかったジャンルの「またたび峠」は、2回目を読んでさらに続きが楽しみになってしまいました。9月号が待ち遠しいです。
(東京都・36歳・女性)
これまで、携帯メール小説の掲載作品は、受賞作も作家さんおふたりの作品例も欠かさず読んできましたが、今月の盛田隆二さんの「乾いた石」は、そのなかでも秀逸でした。自分の記憶ともいろいろと重なるところが多くて、いろいろなものが伝わってきました。
(東京都・36歳・男性)
松久淳さんと田中渉さんの黄金コンビが「きらら」で読めるなんて嬉しい!密かに期待してたんで。「ラブかストーリー」……軽快なテンポで進む感じの会話が、読んでいて心地いいです。期待しています。
(茨城県・23歳・女性)
「WEBきらら8月」感想コーナーより
「別れの時まで」
……今月も興味深く拝読しました。
「いい女には例外なく他の男の手垢がついている」という一文に、どきっとさせられました。他の男の手垢がついていないということは、今のわたしのように、いい女ではないということでしょうか。そんなことはないですよね。違います。
毛利さんと「私」はこれからどうなるのでしょうか。『別れの時まで』という悲しい題がついているので、結局二人は大人の恋愛を楽しんだあと再び別れてしまうのでしょうか。ハッピーエンドに終わって欲しいのですが。
次回がわくわくどきどきさせられます。著者の文章はしんみりとしていて好きです。毎日暑い中の執筆、根気が要ることでしょうね。今月もきらら9月号の発刊を楽しみにお待ちしております。お体お大切に。頑張ってくださいね。期待しています。
2006/8/11(岡山県・42歳・女性・ペンネーム/さとみちゃん)
2006.07

「きらら7月号」愛読者はがきより
石田衣良さんの大ファンです。「親指の恋人」一体なぜ、どうしてスミオとジュリアが“心中”という結論にいたったのか、とても気になります。世界が空虚に感じられる時は、私も経験したことがあり、スミオに共感できるところもあります。……が、死という結末だけは自分では絶対に選択しません。なので、スミオがジュリアに出会い、何を考え、そういう結末を選択することになったのかとても気になります。
(東京都・21歳・女性)
福嶋舞さんの「ごきげんよう、ノーブルさん」は絵もストーリーもインパクトがあって気に入りました。高野文子さんの「るきさん」みたいにマイペースなノーブルさんの今後の展開がとても気になります。「虹色天気雨」も平安寿子ふうで、とても好きです。
(石川県・29歳・女性)
コツコツ書き続けている広谷鏡子さんに注目しています。毎月、息をつめて「悲しみの海を泳いで」を読んでいます。早く単行本となり、まとめて読める日を楽しみに待っています
(東京都・44歳・女性)
ノーブルさんがかわいくてよかった。なんか惹かれる好きな絵でした。「きらら」は私の好きな感じのストーリーがたくさんあります。
(東京県・23歳・女性)
藤谷治さんの「またたび峠」は今まであまり読もうと思わなかったジャンルの小説です。でも1回の連載が短いので、気負わずに読み始めました。続きが楽しみです。1ヶ月おあずけですね……。あまり読もうと思わなかったジャンルに出会えるのが、雑誌の良いところです。「from BOOK SHOPS」では新しい本ばかりでなく、図書館でも借りられるような本もおススメして欲しいです(本屋さんにとってはありがたくないでしょうが)。
(東京都・36歳・女性)
「WEBきらら7月」感想コーナーより
「携帯メール小説受賞作」
……卒業した学校の入学案内に載せるための作文を書いた。
その原稿を読んだ学校の広報の人や友達に「文章力あるんじゃない。おもしろいよ」と誉められ、私は調子に乗った。文才あるのかも!!と。
コラムとか書く仕事するかな〜とインターネットをチェック。プラス思考な私はいつしか小説家で印税生活!とまで思ってしまった。
たどり着いた先は、携帯メール小説。賞金10万。毎月3万。目が釘付けになった。これだ!!
「まぁ見本として」と思い、カルい気持ちで受賞作を読んでみた。
数分後、ものの見事に淡い夢は打ち消された。
どれもうまい。こんな短い中にストーリーが始まって、そして終わっている。一気にいくつも読んでしまった。
大いなる勘違いを気づかせてくれた、小さな小説たちに感謝。
立ち直ったら、私も挑戦してみようかな。
2006/6/24(神奈川県・21歳・女性・ペンネーム/梅千瀬)
2006.06

「きらら6月号」愛読者はがきより
6月号から石田衣良さんの新連載ですね。ネット心中は日本の「いま」ですからね。蝕む空虚みたいな……。続きが気になります。from BOOK SHOPSで穂村弘さんの著書が紹介されていたのが嬉しかったです。小普連コラムはいつもチェックして読みたい本を見つけます。インタビューに出ていた辻村深月さんの本は読んだことがないので、まずは新作から拝読したいと思います。
(千葉県・18歳・女性)
朝のコーヒータイムにちょっと読むので、一作品の長さがちょうど良いです。ただ連載は前回までの内容を忘れてしまうので、もっと読み切りをふやしてほしいです。またバッグに入れやすい文庫サイズだといいのですが……。石田衣良さんの「親指の恋人」のような作品がもっとあれば、もっと幅の広い年齢の方に支持されるのでは? 続きが早く読みたいです。
(東京都・36歳・女性)
桐絵キミコさんの「かぼちゃプリン」。結婚して約1年、子供も今年の8月には出産予定です。幸せだと思うと同時に“終わり”ってどうなるんだろうと歳を重ねていくことに実感が出てきて、少々“恐い”と思うことがあります。それをふとした瞬間に“先”以外のところが見えて、それでも続く時間にもどかしさや、やるせなさを感じました。
(宮城県・27歳・女性)
盛田隆二さんの携帯メール小説「ポケットの中の赤い花」が深く染みてきました。私には5歳になる娘がいますが、自分のことを書かれているような気がしました。子どもってそうなんですよね、母親として時々ドキっとさせられることが、この小説みたいにあります。これからも楽しみにしています。
(福岡県・33歳・女性)
「きらら」の定期購読をはじめて、初めて最初から読み始めることになったのが蓮見圭一さんの「別れの時まで」です。だから毎月期待して読んでいます。そして期待を全く裏切らないような読ませる小説です、これは! 読みやすい文章なのに、内容が深い! 私と伊都子のこの先が非常に気になります。
(東京県・27歳・男性)
「WEBきらら6月」感想コーナーより
「ポケットの中の赤い花」
……結婚願望はあるけど、絶対に子どもは産まない。 「なんで?」と聞かれたら即答すると思う。「嫌いだから。」うるさくて自分勝手ですぐ泣く。産まない理由はそれだけじゃない。いろいろめんどくさそうだから。物騒な世界で自分以外を守るのは大変。公園デビューでママ同士の人間関係に悩まされるのも嫌。って思ってた。 でも読んだ後、「赤い花」欲しいなって思ってしまった。嫌なことも、子どもは帳消しにするパワーを持ってるのかなって。 ポロッと軽い気持ちで「子ども産むのも悪くないかも」って言った。独り言のつもりだったのに母に聞かれてしまい「そう言うと思った、まだこどもだからすぐに意見が変わるのよ」と言われた。
2006/5/29(神奈川県・21歳・女性・ペンネーム/女優あちあち♪)
2006.05

「きらら5月号」愛読者はがきより
広谷鏡子さんの「悲しみの海を泳いで」に出てくる喜美おばちゃんと、見舞いにきた老人のエピソードに思わず引き込まれました。そのあとに倫子が“家族”について考えるから余計に説得力があるというか……。舞台が自分の住む町と近くなのもいろいろと頷けるところがありました。
(愛媛県・34歳・女性)
「こぶたのスーパー」が最終回でしたが、読了後、若芽とU子ふたりのこの先を考えました。町に戻ってきた若芽は結局またどこかに行ってしまう、でもまたたぶん戻ってくるような気がするんですがどうでしょう?「こぶたのスーパー2」
(埼玉県・27歳・男性)
執筆陣の中では、特に桐絵キミコさんが気に入ってます。ただし前々回の「金平糖のダンス」があまりに良かったため、どうしても比較してしまい(悪くはないのですが)今回は今ひとつに感じてしまうのもまた事実です。桐絵さんには「金平糖のダンス」のような童話作品を強く望みます。
(兵庫県・39歳・男性)
携帯メール小説の月間賞「高崎君と槍の降る日」がヒットです!選評にもありましたけど、高崎君と彼女を応援したくなりました。短い文章で、ふたりのことをこんなに素敵に思えるんですね〜。すごい!
(徳島県・23歳・女性)
石田衣良さんのインタビューをじっくりと読みました。石田さんの『I LOVE YOU』を夢中になって読み、しばし余韻に浸ってた矢先のナイスタイミング。来月から石田さんの新連載小説がスタートするというの!?かなり嬉しい。来月号がとっても楽しみ。
(山形県・18歳・女性)
「WEBきらら5月」感想コーナーより
「虹色天気雨」
……登場人物がどんな性格なのか、読んでいくうちにわかってきて、人物の挿絵はなくても、どんな人達なのか想像できる小説でした。みんな辛いことがあるのに、それを感じさせずに毎日楽しく生きているのが伝わってきました。特に美月ちゃんは小学生とは思えないしっかりした子で、最近の子供だなぁと思いました。 1話目の最初を読んでいるときは、ちょっと長いかなぁと思いましたが、読み終わるとすぐ次が読みたくなって、一気に7話まで読んでしまいました。7話が気になるところで終わっているので、次の8話目が出るのが楽しみです。
2006/5/13(長崎県・23歳・女性・ペンネーム/チロル)
「ボイジャーに伝えて」
……きららの小説は全部好きなのですが、毎号「夜に読む」と決めているのが「ボイジャーに伝えて」です。読んでいて勝手に“音”が聞こえてくるのです。多分主人公や作家の先生の聞いてる音とは全然違うのですが。自分の中から音が出てくる体験が不思議ですごく楽しんでいます。なのでゆったりした、暗い夜に読むようにしています。
若い人向けの雑誌で、少しターゲット外れてますが、楽しみに読んでいます。出産・育児がはじまってから、本を読むようになりました。なんせ雑用で多忙。DVDやテレビを観るようなまとまった時間が全くとれません。
ただ、一日10分とか15分とかぽっかり空く時間があるのです。そんなときに“きらら”って最適なのです。小説とか読書って、集中して読むみたいなイメージで敬遠してたのですが、意外や意外、いつでも読み始められていつでも止めることができる、(片づけ不要が他の時間つぶし(手芸)とかと違う!!!)きららみたいな形態は今の私にはベストです。定期購読で楽しんでます。ありがとうございます。
2006/5/14(大阪府・37歳・女性)
2006.04

「きらら4月号」愛読者はがきより
西さんかわいい〜。インタビューで初めて西加奈子さんの写真を見てよけいに好きになっちゃいました。『さくら』とかの話は逆に格好イイ〜。小説を書く人ってすごいなあと思う。私は小説は書かないけど、 西さんには同じ女性として憧れてしまいました。
(広島県・17歳・女性)
蓮見圭一さんの小説を初めて読みました。流れるような文体でとても読みやすい。「きらら」を読む理由がまたひとつ増えた気がします。毛利伊都子がどうして入賞を断ったのか、次号を楽しみにしています。蓮見さんの他の作品にも興味がわきました。
(愛知県・35歳・女性)
「こぶたのスーパー」……若芽が戻った田舎の町は、自分が実家に帰ったときの風景と重なる。マルぶーみたいなスーパーやレンタルビデオ店が確かにある。地元に残ったままの友人や、もし自分が地元に帰ったときの気持ちがそのまま書かれている気がする。
(東京都・27歳・男性)
大島真寿美さんの「虹色天気雨」に出てくる土方さんの言葉にちょっと感動しました。それから家族でもないのに運動会の美月を取り囲む市子たちグループの団結力みたいなものが羨ましくなりました。
(滋賀県・29歳・女性)
越智月子さんの「警告音」……読み終わってから、泥酔した主人公がミキオに何て言ったのか考えました。もうすぐ39歳になるという独身女性のサガってやつですかね?
(神奈川県・24歳・女性)
「WEBきらら4月」感想コーナーより
ブログのコーナーをよく読んでいます。楽しそうな編集部ですね!『ア・ハッピーファミリー』がもうすぐ出るということを知って、初めて感想を送ります。サイトで途中まで立ち読みして、すごくつづきが読みたくなっちゃってるのです。実はあたしも姉がふたりいて、弟がひとりいるんです!だから面白くって!!姉のことを「大仏」とか思わないですけどね(笑)本が出たら家族みんなで読もうと思ってます。
2006/4/15(岩手県・18歳・女性・ペンネーム/赤毛のアン)
西加奈子さんのインタビュー読みました。『さくら』を読んで大ファンになってしまったので、西さんにすごく興味がありました。自分と同年代の西さんは、とても素敵な人だと知り、これはますますファンになってしまいそうです。西さんといっしょに飲みたいなあ〜。「きらら」でもまた連載してほしいです。それから九州でもサイン会してほしい!
2006/3/25(福岡県・27歳・女性・ペンネーム/ミサキ)
2006.03

「きらら3月号」愛読者はがきより
広谷鏡子さんの「悲しみの海を泳いで」。倫子が年下のオトコ・英雄とデートしちゃう感覚、分かるな〜(笑)。年下の男性に「○○さんの選択肢は二つ」な〜んて言われたら、ドキドキしてしまうよな〜、なんてことを感じながら読み進めました。
(大阪府・31歳・女性)
書店でこの雑誌を見つけ、思わず手にとりました。種田陽平さんのイラストとエッセイが特に気に入りました。1本の短編映画を観たような読後感です。
(埼玉県・32歳・女性)
携帯メール小説の佳作受賞作も誌面で読めるようにしてほしい。佳作にも読み応えあるものも多いと思う。携帯とかで読めるけど、やっぱり誌面で読みたいです。
(神奈川県・22歳・男性)
「きらら」もうすぐ創刊2年になりますね!創刊号から購読してますよ。これまでどの作品も良かったですが、できればまた藤谷治さんの作品が読みたいです。どこかに書いてあったとおりあの文体がクセになってしまって……著作も全部読み終えてしまいました。禁断症状です。
(愛知県・24歳・女性)
会社が近くなので、ジュンク堂大阪本店は普段からよく利用する書店です。「from BOOK SHOPS」にそこの書店員さんのコラムがあったので、思わず注目してしまいました。ふだん本屋さんで働いている方が、コラムを書いているなんて、すごく身近に感じる雑誌です。もちろん、小説も楽しませてもらってます。
(兵庫県・29歳・女性)
「WEBきらら3月」感想コーナーより
「カモと鍋」
……主人公ミッちゃんは始終搾取される存在のように見受けられる。女上司の搾取から逃れようとフリーの編集者になっても、大学時代の仲間タカコに搾取されている。タカコは鍋や食器、服、さらにはヒロシと過ごす空間まで搾取しており、ミッちゃんの衣食住の全てが搾取されている。それでもタカコに呼ばれれば応じてしまうミッちゃんの心理は、愛するヒロシと会えるからである、と表向きには書かれている。しかし、単純にヒロシに会いたいだけでこれだけの搾取の試練を受けているのであろうか。むしろ、搾取されることにミッちゃんはマゾヒスティックな快楽さえ感じているのかもしれない。ヒロシの爪の先に指の腹を押し当てて痛みを感じる場面は、このマゾヒスティックな快楽を端的に表現していると言えよう。タイトルはミッちゃんがいい「カモ」であることを暗示させるが、実際ミッちゃんの性癖は充足されているのではないだろうか。
2006/2/19(東京都・26歳・男性・ペンネーム/安藤麗)
2006.02

「きらら2月号」愛読者はがきより
大島真寿美さんの「虹色天気雨」がお気に入りです。ふだん、割とななめ読みするタイプなのに、この小説はそうするのがもったいなくてゆっくり読んでしまいます。どういうこともない会話を読んでもイライラしないなんて、私にとってはまれなので、この小説の今後の展開が楽しみです。角田光代さん、『ベイビーシャワー』の山田あかねさんと同じ空気を感じます。
(石川県・29歳・女性)
矢作俊彦さんの「ウリシス911」、毎回楽しく読んでいます。車好きなんで、トヨタ2000GTとか名車が登場するのも嬉しい。あとストリップしてヤクザからポルシェもらっちゃう礼子の男気に惚れました。たくさん登場人物がいますが、最終的に彼らはどうなるのか気になるところ。
(秋田県・33歳・男性)
片山恭一さんが「きらら」に帰ってきた!しかも私の好きな短編!!「秋の日に」は主人公の独り語りをすぐ近く聞いているような心地よさがありました。それから読みやすい文章がテンポよく続いて、私にしては珍しく、スピーディーにページをめくれました。今日は仕事帰りにシャキシャキレタスサンド買っちゃおっかな。
(静岡県・26歳・女性)
「from BOOK SHOPS」のインタビュー登場するゲストが、毎回好きな作家さんばかりなんで楽しみにしてます。特に今回の島本理生さんは『リトル・バイ・リトル』からの大ファン。他の雑誌と違って、リラックスした感じのインタビューを読めて大満足でした。
(千葉県・21歳・女性)
越智月子さんの「カモと鍋」にハマりました。私の友達にもタカコのような女がいるんです!!主人公のミッちゃんに同情しながら読みました。ラストはかなり切なかったです。越智さんの小説は読み切りですし、いつも“ちょっと哀しい女の話”というのもよいと思います。
(東京都・28歳・女性)
「WEBきらら2月」感想コーナーより
携帯メール小説受賞作
……鈴本ユカさんの小さな幸せ」は爽やかで、可愛らしくて、素直で好感の持てる.........安定している方が書いたなあと感じるお話でした。現代の女性は忙しく、いつも前傾姿勢をとっているような勢いがあって、幸せは自分が望み、選択し、掴むものだと考えます。自分が何を欲しているのか知っているかどうかが、幸福を得る絶対条件と、動き回ります。ユカさんは、知っていたのでしょうか?待つことさえしなくても、幸運は必ずやってくることを.........。自然体で生活することがこんなに羨ましく思えたお話はありません。ありがとう。
2006/2/10(北海道・38歳・女性・ペンネーム/ひまわりまるこ)
2006.01

「きらら1月号」愛読者はがきより
「ア・ハッピーファミリー」→面白い〜!家族のキャラクターがみんな楽しい。マミちゃんはどうしてお口の臭いを気にし始めたんだろうとか、ナナコ姐とミユキの壮絶な(笑)喧嘩とか、源五郎の突然の声変わりとか……、わりとフツーのことが楽しく読めるのは何故?
(大阪府・21歳・女性)
「きらら文学賞」受賞作品を読んで。早く単行本を読みたいです。つまりつづきが気になる作品です。大副さんが気になります。要注意人物です。桐江キミコさんの今月の「読み切り」を読んで。連載は7回を迎えたわけですが、今までの作品の中で「三月うさぎ」がいちばん良かったです。家族小説って面白いのかもしれないと感じました。
(千葉県・17歳・女性)
携帯メール小説のグランプリに選ばれた「鈴本ユカさんの小さな幸せ」は不思議な魅力のある作品。読むだけで彼女を応援したくなってしまうなんて、これが文章の力なのかな、と思います。選考委員のお二人の選評も何だかいつもより勉強になりました。
(滋賀県・29歳・女性)
「悲しみの海を泳いで」の【あなたがここにいてほしい】の話が素敵でした。その言葉のもと、達彦に再会できた倫子なのに、癌だなんて……。
(岐阜県・22歳・女性)
「from BOOK SHOPS」のPOPレポートを読んで、そういえば、本屋にたくさんあるなあと思いました。書店員さんは、あんなに凝ったものをいつ作っているのでしょう。本を選ぶときPOPを参考にすることもあります。
(香川県・27歳・女性)
「WEBきらら1月」感想コーナーより
クリームソーダ
……短いけれど端的にまとまっていた。私とマミーさんそしてお母さんの3人のそれぞれの思いが上手く描かれていたと思う。お母さんがマミーさんに抱く思いは一般的な事で、そのお母さんとはまた違った思いをマミーさんに抱いている子供の行動や心情がよく表れていたと思う。
2005/12/29(大阪府・21歳・男性・ペンネーム/更紗)
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    ハッチとマーロウ/青山七恵

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    ボローニャの吐息/内田洋子

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    キャットニップ 2/大島弓子

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    教場2/長岡弘樹

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    ヒトリコ/額賀 澪

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    み仏のかんばせ/安住洋子

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    シノン 覚醒の悪魔/ダン・T・セールベリ:著 吉田薫:訳

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    神様のカルテ0/夏川草介

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    たまうら 玉占/星乃あかり

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    ロボット・イン・ザ・ハウス/デボラ・インストール 著・松原葉子 訳

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    サラバ! 上/西 加奈子

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    小森谷くんが決めたこと/中村 航

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    政治的に正しい警察小説/葉真中 顕

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    邪魔者/ミシェル・アダムズ 著 中谷友紀子 訳

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    独裁者ですが、なにか?/荒木 源

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    千の命/植松三十里

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    伴侶の偏差値/深沢潮

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    猫のほそ道 ノラ猫俳句旅/嵐山光三郎 著・浅生ハルミン 絵

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    くそったれバッキー・デント/デイヴィッド ドゥカヴニー 著 高取芳彦 訳

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    海が見える家/はらだみずき

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    夏の情婦/佐藤正午

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    隠し目付服部半蔵「遠国御用組」始末2 イスパニアの陰謀/安芸宗一郎

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    親友/川端康成

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