HKT48の田島芽瑠の読メル幸せ

第22回


2月になりました👹

2020年ってとても遠い未来のような感じがしてたから、なんだか不思議なんですよね。
車も飛んでそうだし、携帯は透明になっててピッてスイッチを押すと出てくるみたいな…。そんな雰囲気がする数字じゃないですか?

私的に、電車に乗ると一番時代の流れを感じます。
いつの間にか切符を見かける機会も昔よりはだいぶ減ってきて、新聞を見たり本を読んでいる姿も携帯に変わったりと周りの変化を感じます。
変わっていく時代の中で、大切なものを見失わないように、変わらずに持ち続けることもとても大事ですね。

2020年を20歳として生きるってなんだか凄い!
2月も頑張っていきましょう✨



さて、今月オススメする本は芦沢央さん作『許されようとは思いません』です。

田島芽瑠ちゃん



ゾクゾクする。人間的怖さというか、闇というか…見たくないけど見ずにはいられない。絶対に騙される大どんでん返しのミステリー短編集です!

私、見事に5編全部騙されました…。
物語は全体的に一見普通の物語のようで淡々と進んでいくんですけど、途中で「あれ。まって」「うわっ、そういうこと?」って気づくわけなんです。それで「絶対こうじゃん」って思ったら、ラストに「え…こわ。そういうことか」とまんまと騙されちゃうんですよね。

田島芽瑠ちゃん


どんでん返しがある物語って、どこかこう構えて普通に読むんじゃなくて、深読みしてしまうじゃないですか! この本は、ちょっと油断させられるというか不意を突かれるからこそさらに恐怖心を与えられるんです。

妙にリアルに感じるからこそ、主人公に感情移入しやすいので読みやすい作品です! あまり本を読まないって方もこれは読みやすいかも!

ただ、ハッピーなお話というよりはダークというか、どの作品も胸が苦しくなります。めちゃくちゃイヤミスです。イヤミス好きの方には今すぐに読んでほしい作品! 絶対好き!

「姉のように」は騙されてたことに気づかないくらいに、いつの間にか騙されてて狐につままれたみたいな気持ちになりました。これ絶対騙される人しかいないと思う!
あと「許されようとは思いません」はジワジワ怖かったな。答えをもはや予想することすら私はできなかった!
どのお話も、惹き込まれて、いつの間にか目の前で光景が広がっていて、よく考えれば見えるものが全然見えなくなって、答えがまるでわからなくなる。だから、大どんでん返しにやられちゃう(笑)

久しぶりのイヤミスは、やっぱり面白いなって思いましたね。

グワーッと勢いよく読めちゃうから、時間がない方も読めると思います☺️
ぜひ、芦沢央さんの『許されようとは思いません』読んでみてください。
きっと気持ちいいくらい、いつの間にか騙されてますよ。

良い本の旅を。
田島芽瑠でした。

田島芽瑠ちゃん

 

(次回は3月中旬に更新予定です)


「読メル幸せ」アーカイヴ

第23回▶︎黒田小暑さん『まったく、青くない』
第22回▶︎芦沢央さん『許されようとは思いません』
第21回▶︎彩瀬まるさん『朝が来るまでそばにいる』
第20回▶︎湊かなえさん『絶唱』
第19回▶︎森浩美さん『家族の言い訳』
第18回▶︎住野よるさん『よるのばけもの』
第17回▶︎今村夏子さん『むらさきのスカートの女』
第16回▶︎松井玲奈さん『カモフラージュ』
第15回▶︎中澤日菜子さん『お願いおむらいす』
第14回▶︎坂木司さん『アンと青春』
第13回▶︎五十嵐貴久さん『リハーサル』
第12回▶︎高山一実さん『トラペジウム』
第11回▶︎井上荒野さん『ママがやった』
第10回▶︎重松清さん『せんせい。』
第9回▶︎瀬尾まいこさん『強運の持ち主』
第8回▶︎早見和真さん『小説王』
第7回▶︎村上しいこさん『死にたい、ですか
第6回▶︎中田永一さん『ダンデライオン』
第5回▶朝井リョウさん『武道館』
第4回▶芦沢央さん『いつかの人質』
第3回▶宇佐美まことさん 『骨を弔う』
第2回▶今村夏子さん『星の子』
第1回▶森絵都さん『カラフル』

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