HKT48の田島芽瑠の読メル幸せ

第17回


9月になりました🍄

あっという間に夏が終わりました…。
今年の夏は特に、短く感じましたね。
夏はイベント事がとても多いので、野外ライブに九州ツアーにとバタバタでした。
それに加えて、2020年の秋公開予定の
映画 「戦国ガールと剣道ボーイ」のクランクインもあって映画撮影に参加させていただいておりました!

映画の現場は2度目なのですが、2年続けて夏に映画制作に関われていることに喜びを感じます。
演技は正解がないので、ここはこうかな? もっとこうすれば…と頭でグルグル考えながら日々過ごします。
難しいな…と毎回思います。どうしたら上手くなれるんだろう? って毎回悩みます。演技の経験はまだまだで、ど素人の私にとって現場は学びの場所であり成長できる場所です。
今回の現場でも沢山教えていただきました。
お世話になった監督さんは「演技を続けて。またどこかで会いましょう」と言ってくださり、カメラマンさんからは「最初は演技ではなかったけど、最後は演技できてたよ。自分で見たらわかると思うけど、確実に成長してた。もっと経験すればもっと上手くなるよ」と嬉しい言葉をいただきました。
クランクアップすると、ホッと気が抜けたようなぽかんと穴が空いたような気持ちになるんです。寂しさもありますね。
1つ1つの経験が、自分を高めてくれている実感があって楽しいしもっと学びたいと思います。だからこそ、演技って楽しいなって思うんですよね☺️
経験が積み重ねが大事。もっと挑戦できるよう頑張っていきたいと思います!
次は、博多座で11月に上演の「仁義なき戦い~彼女(おんな)たちの死闘篇~」に山守義雄(金子信雄)役で出演させていただくので頑張ります!

今月のオススメする本は…

第161回芥川賞受賞作の今村夏子先生作『むらさきのスカートの女』です。

メルちゃん


近所に住む「むらさきのスカートの女」と呼ばれる女性のことが気になって仕方ない主人公のお話。
主人公の執着心に脱帽。最初っから、普通じゃない。
なに? どういうことだ? ってページを開く手が止まらなくなって、いつの間にかどんどん吸い込まれていって不気味な空気に包まれていく感じ。
でも、不気味なんだけど怖いんだけど重くはないというか…。

メルちゃん


本当に先生の作品は不思議な気持ちになるんですよね。
『星の子』『父と私の桜尾通り商店街』もそうでしたが、今村夏子先生の作品はどれも共通して独特な世界に一瞬で吸い込まれていきます。
冒頭を読んだだけで、先生の作品だなと感じるといいますか、これぞ今村夏子作品だ! って思うんですよね。
何か衝撃があるというわけではなく、静かに変わらないテンポで確実に近づいてくる不気味さを感じます。
この、独特な恐怖心は先生の作品でしか味わえません!

『むらさきのスカートの女』では職場の人間関係で、女のめんどくささとか女の世界、女社会の描写がリアルすぎて覗き見してる気分になりました。
本当に女の子っていつまで経っても女の子なんだなってつくづく思いますね。日常を描くのが上手いからこそ、リアルに感じてゾクッとするんですよね。

心がざわつくような、不思議な感覚を味わえる今村夏子先生の作品。
今回もとても面白くてあっという間に読了してました。
皆さんも是非、この感覚を味わってみてください。きっと、癖になりますよ。

良い本の旅を、田島芽瑠でした。