HKT48田島芽瑠の「読メル幸せ」第12回

HKT48の田島芽瑠の読メル幸せ

第12回


4月になりました?

新社会人の皆様、新入生の皆様
新しい生活が始まる皆様おめでとうございます。

新しい生活が始まると、ドキドキワクワクと不安でいっぱいになりますよね。
私はワクワクが止まらなくなるタイプですけど不安で環境が変わることが嫌になる方もいると思います。

でも、私は環境を変えられたり、新しいスタートを切れることは凄く恵まれたことだと思ってます。

今のお仕事を始めてもう8年目になりますが、自分の環境を変えることに今は四苦八苦してます。
なかなか、難しいです。上に進むことは。
確立した立ち位置があって、上は果てしなくて、どう頑張っても何をしても変えられない現実があって。
新しく入ってくる子たちを見ていると、未来があって羨ましく思うこともあります。

不安だったり色々な気持ちがあると思うけど、皆さんの素敵な未来を私は応援しています?

何か辛いことがあったりどうしても耐えられなくなった時には自分から変える勇気も必要です。
頑張ることをやめていい時もある。
でも自分の人生を諦めないで。やめないでください。
なんだって道はある。どうにかできる。
自分がいる世界だけ見てると、もう無理だって思っちゃうかもしれないけれど、あなたがいる世界はちっぽけなんです。
世界は広い。生きていればなんでもできます。
一番大切なことを見失わないでほしいな。
みんなの幸せを願ってます。

さて、冒頭が少しばかり長くなってしまいましたが…

今日の紹介する本は乃木坂46の高山一実さん作『トラペジウム』です。

田島芽瑠

アイドルがアイドルの話を書く。
それだけで凄くワクワクして面白いなって思います☺️
しかも、高山一実さんの作品ということで読みたくてウズウズしてた本です。

作品を作る側に同じアイドルさんがいるって
凄いことだなと思います。
乃木坂46さんはお忙しいから時間のない中で仕上がった作品には魂を感じました。

アイドルだからこそ書けるリアルさに私も共感しながら読み進めていきました。

アイドルが好きで、アイドルになるための計画を実行する主人公の女の子東ゆうちゃん。
アイドルになるための4箇条まで作って、そんな夢に向かって全力で突き進む姿に勇気をもらいました。
トラペジウムというタイトルは印象的で、どんな意味が込められてるのだろうとワクワクしながら読み進めていくと、なるほどこういうことかと納得させられました。
4つの星が集まって光り輝き一つとなる。
この本にぴったりなタイトルです。

夢を叶えるためだけに全力を注いでまっすぐ進んでいく姿に刺激を受けながらも、夢を叶えることは1人ではできないことなのだとも感じました。

自分のことばかり考えて、周りも見ずに突っ走っても夢は遠ざかっていくだけなのだ。
夢を叶えるために、支えてくれる人たちがいて周りのおかげで夢を追いかけることができて、叶えることができる。
そんな当たり前のことを教えてもらいました。

キラキラして輝いて見える職業だとは思うけど、並大抵のことでは務まらない。
強い精神力、何にも負けないメンタルが必要。
正直、アイドルは大変なことばっかりです。

でも、支えてくれる人が沢山いて
愛を伝えてくれるファンの方がいて
そんな皆さんの笑顔を見られる時が一番幸せなのです。
辛いことも忘れられる。半分こにしてくれる。
だから楽しいんです☺️

アイドルになれたことに改めて喜びを感じることができました。

皆さんも是非読んでみてください!

それでは良い本の旅を…田島芽瑠でした。

 

 

 
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