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小学館文庫／208頁

戦国期、大軍を投じ天下統一を図る豊臣方に抗して
最後まで屈しなかった唯一の支城、武州・忍城。
周囲を湖で囲まれ「浮き城」の異名をとった難攻不落の城。
「のぼう様」と囃されてもなお泰然としていた
城代・成田長親が下したある決断とは？

累計200万部突破の小説作品、
その執筆以前にすでに書かれていた瞠目の脚本。

小学館文庫／304頁

かつて信州・十河藩の供番を務めていた秋月六平太は、
家中の権力闘争に巻き込まれゆえあって、
いまは付添い屋（ボディガード）として身を立てていた。
今日もそんな六平太のもとに、幸せになりきれないが、
一生懸命生きている人たちの悩み事が迷い込む。

人情話ここにあり！「雨祝い」「初浴衣」、表題作「留め女」
「祝言」の四話を収録したシリーズ第一弾！

小学館文庫／304頁

秋月六平太は付添い屋として身を立てている。
浅草元鳥越の自宅を守りながら、
裁縫で家計を支える血のつながらない妹の佐和を嫁にやって、
悠々自適の日々を過ごすつもりが、なかなかそうもいかない。
次から次へ厄介事が舞い込むのだった。

カバーイラストは、村上もとか氏が担当！
表題作「あやかし娘」ほか、四話を収録したシリーズ第二弾。

小学館文庫／288頁

商社をリストラされ、沖縄に帰った理美。
故郷の働き口はコールセンターしかなく、
クレーマーやトラブルに毎日てんやわんや。
そんな理美が、会社の代表として
「電話応対コンクール」に出場することに！

業界のディティールと働く女性の成長を描く
本邦初のコールセンター小説。

小学館文庫／496頁

上司との対立で本社を追われた新聞記者の甲斐。
横浜支局に着任早々、
失踪した後輩の行方を追うよう命じられる。
スクープを掴んでいた後輩の足跡には、
腐敗した県警の内情と謎の犯罪集団が。
鍵を握る女性刑事の翔子は信用できる人物かスパイか――。

一匹狼の新聞記者が社会の闇に挑む！

小学館文庫／304頁

この本は、見事な「恋愛小説集」だ。
フィクションとエッセイの間を
行ったり来たりする不思議な作品ぞろい。
これを物語エッセイと名づけることにしよう。
全34篇を収録。
著者自身によるイラストレーションも多数掲載！

物語エッセイおそるべし。――解説は江國香織さん。

小学館文庫／384頁

大正十四年のある夜、秩父郡伊那村でダムが決壊し、
「波多野岬」という少女が犠牲になった。
事故の翌年、祖父の家の納屋から「私」は、
彼女が生前に祖父へ送った手紙を見つける。
ダムに沈んだ少女は、一体そこで何を見たのか。

驚きのどんでん返しミステリ＋涙さそう青春小説。
『偏差値７０の野球部』の著者、衝撃のデビュー小説集。

小学館文庫／384頁

高校二年生の私は、気がいい両親と
ヒッピーの思想を尊ぶジジイとともに暮らしていた。
“人に人権があるように、犬にも犬権がある”と、
ジジイはある計画を実行！　怪しげな科学書をもとに、
自作の油田開発ロータリー式堀削機器を開発し、
石油採掘に乗り出した!?

私は世界中で一番、このジジイが大嫌いだ！

小学館文庫／384頁

普通の高校生（妹属性のアニオタ）・杵屋孝志は、
ある日、下校途中に寄った神社で
超絶美少女の巫女・霞に出会う。
聞けば、自分は神に選ばれたのだという。
当然のごとく訝しむ孝志。

ふがいない生活を続けている中年サラリーマンにも、
同じような出来事が……。

小学館文庫／256頁

最愛の母の死と派遣切りをきっかけに家を失い、
日雇い労働しながらカプセルホテルに寝泊まりするケンジが、
社会起業家を目指す台湾の女子大生メイランと、
街角のゴミを集め
環境問題を研究するオッサン「地球先生」と出会い――。

人はどんなに辛い状況に陥っても、必ず再生できる。
勇気と希望が生まれる、心温まる青春小説。