文芸エンターテインメントの世界で、警察小説は今も昔も衰え知らずの人気を博しています。警察小説は、映画化、ドラマ化、コミック化と双方向的に相性が良いのも特徴です。

 横山秀夫氏の『64』、佐々木譲氏の『警官の血』、髙村薫氏の『レディ・ジョーカー』、大沢在昌氏の『新宿鮫』など、警察小説の名作は文芸の世界のみならず、常にその時代のエンターテインメント界を牽引してきました。

 警察小説大賞は、時代を動かす新たな書き手を発掘し、原作を映画化、コミック化など多面的な展開につなげていくための新人賞です。選考委員には、小学館より警察小説のベストセラーを出していただいた『震える牛』の相場英雄氏、『教場』シリーズの長岡弘樹氏をお迎えすることになりました。

 警察小説大賞の一番大きな特徴は、受賞作を担当する編集者が、事前に予告されていることです。

 文学賞は数多くあり、賞金の高い賞、映像化されやすい賞など、様々な特性がありますが、どの賞も「誰が受賞作を本にするのか」、すなわち編集担当者となる人間が誰であるかは告知されていません。応募者は、編集者を選べないのが世の常なわけですが、これはある意味、大変なギャンブルであるともいえます。エンターテインメント小説、特に長編作品の完成度は、編集担当者の腕に大きく左右されます。デビュー作の完成度は本の売れ行きに直結し、ひいては書き手の将来に大きく影響を及ぼします。

「警察小説大賞」の大賞受賞作品は、今回選考委員をつとめてくださる相場英雄さん、長岡弘樹さんの作品を編集した私が、責任を持って担当いたします。新たなベストセラーを、警察小説のニューヒーローを、一緒に生み出しませんか。読者が夢中になるような熱い作品をお待ちしています。

小学館「STORY BOX」編集人
 幾野克哉

◆募集対象
エンターテインメント性に富んだ、広義の警察小説。警察小説であれば、ホラー、SF、ファンタジーなどの要素を持つ作品も対象に含みます。自作未発表、日本語で書かれたものに限ります。
◆原稿枚数
400字詰の原稿用紙換算で600枚程度。
◆原稿規格
・A4サイズの用紙に縦組み、40字×40行、横向きに印字。 必ず通し番号を入れてください。 ・①表紙【題名、住所、氏名(筆名)、年齢、性別、職業、略歴、文芸賞応募歴、電話番号、メールアドレス(※あれば)を明記】②梗概【800字程度】③原稿の順に重ね、右肩をダブルクリップで綴じてください。 ・なお手書き原稿の作品は選考対象外となります。
◆締め切り
2018年9月30日(当日消印有効)
◆応募宛先
〒101-8001 東京都千代田区一ツ橋2-3-1
小学館 出版局 文芸編集室「第1回警察小説大賞」係
◆入選発表
・「STORY BOX」2019年3月号誌上で最終候補作、2019年5月号誌上で受賞作を発表。
・2019年夏、受賞作を刊行予定。
◆賞
賞金総額300万円。
◆出版権他
受賞作の出版権は小学館に帰属し、出版に際しては規定の印税が支払われます。また、雑誌掲載権、Web上の掲載権及び二次的利用権(映像化、コミック化、ゲーム化など)も小学館に帰属します。
◆注意事項
二重投稿は失格。応募原稿の返却はいたしません。選考に関する問い合わせには応じられません。 商業出版の経歴のある方は、応募時のペンネームと別名義であっても略歴に必ず刊行歴をお書きください。
◆個人情報について
応募原稿にご記入いただいた個人情報は、「第1回警察小説大賞」の選考及び結果のご連絡の目的のみで使用し、あらかじめ本人の同意なく第三者に開示することはありません。 小学館のプライバシーポリシーについてはこちら